ネクタイの結び方〜ダブルノットこそ至高〜



突然だけどあなたはネクタイどうやって結んでんの。ねえねえ教えてよ。ものの結び方って言語化しにくいし、ネクタイって最初に覚えた方法でそのまま通しちゃわない?僕はバイト始めるまでネクタイ締めたことなかったから、友達の真似して適当にってかんじだった気がする。なんか凄く勝手なイメージなんだけど

お前どうやってオナってんの?マジで?左手とかありえないわ。場所は?ティッシュ何枚使う?そもそも何で抜いてるの?やっぱ妄想でいけちゃう派…

みたいなのに似てると思うんだ。失礼、少し取り乱した。しかし僕としてはこれくらい個人的なマターだったわけ。ふとした瞬間に気になるんだけど、聞いて回るのはなんだか恥ずかしいというか。でもやっぱり気になるというか。実のところ自分の結び方はマイノリティなんじゃないかという不安に襲われたりとか。んで、今まで先延ばしにしてきたネクタイの結び方について再考することにしたわけ。まずは僕がどんな方法でオナって…もとい結んでいたのか。結論から言うといたってノーマル、プレーンノットというヤツでした。


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基本中の基本ながら、いまや主流となりつつある結び方です。あらゆる結び方のうちで最も簡単で基本的。着脱によるタイへの損傷も少ないため万人から支持されています。19世紀の中頃に登場と歴史は古いですが、今日においても、使用頻度も応用範囲も一番高い結び方です。今はスカーフのごとくふんわりと締めるのがオススメです。

http://www.more-tex.com/howto.htmlより

面白みのない男ですね。まあ分かってたけど。個人的にこの結び方は楽でいい。締めるの早いし長さ調整するのも楽だし。でも結び目がちょっとあれなんだよね。上手く決まらないつーか、収まりが悪い。そんなわけで最近調べてダブルノットというやつに変えてみたんだ。


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プレーンノットより少しだけ結び目にボリュームを持たせたいときにオススメ。一見、普通に見えて、気がつく人は気がつく、という粋な演出ができる結び方です。ノットを彩るズレは、プレーンノットの大剣を二重巻きする事で出現します。したがって、プレーンノットより当然ノットにボリュームが出ますが、思ったほど大きくならず、むしろ品よく仕上ります。

どうだろう。今までの発展版、ひとつ上の男。気になっていた結び目(ノットと言うらしい)の問題を解決しながらも結び方はシンプルなまま。ネクタイが短くなるという現象も起こらず、首太いんじゃないのと思われることもない。まさにジャストフィット!そして"粋"!つーことでダブルノットこそ至高だろうと、そう思っていたわけですよ最近。しかしね、世の中上には上がいるわけですよ。もはやこの世のものとは思えない複雑奇怪な結び方。流石イギリス紳士と言ったところです。イラストじゃ分かり辛いから動画で。


主に後半だけど、あれガチでやってるやついんの?ドMでしょ?まあ、ラグビーやらクリケットやら、わけのわからん(ルール的な意味でね)スポーツをいっぱい生み出した英国らしい文化だよね。にしてもさ、やっぱりこう、今まで抽象的な概念として捉えていたものに名前が付与されるっていうのは世界が広がるよね。なにお前、まだプレーンノットなの?これだから童貞は…俺?俺は断然ダブルだね!お前らもさっさと…って先輩、ウィンザーノットだったんすか!?マジかっけーっすよ!しかも今はブラインドフォールノットっすかー流石オサレですねww俺も今度チャレンジしちゃおうかな…えっ山田はノンノット?ねーよ

http://blog.with2.net/link.php?1090012

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