筆記試験を受ける



もはや受験したのは2年も前の話。覚えてない部分もあるけど、東大の工学系研究科を受けた時の流れをご紹介します。何かの参考になれば。

  • 試験前日

この時点で東工大は合格、新領域も合格を確信していたのですが、やはり第一志望ともなるとテンションが上がる。勉強しようにも落ち着かないので、ネットで落としてきたTOEFLの過去問(もどき?)を断続的に解く。あとはリスニングなんかをやってみたり。この日は早めに就寝。

  • 試験当日

我が家は23区内のため、少し早く起きて東大へ。天気はあいにくの雨。暑さは少しやわらぐものの、圧倒的な湿度。靴下が濡れてウザい。試験会場は法文1号館だったが入口が至る所にあってよくわからない。中も変な構造してて迷う。どうにか入室するとそこはバカみたいな大教室…何人収容できるのかわからないけど、理系じゃありえん大きさ。ここでTOEFL受けるとか、リスニングが心配すぎるんですけど。反響しまくりだろうよ。加えて、まわりの内部生は当然ながらつるんでます。ほとんどのヤツらは落ちるなんて思ってないから余裕の顔つき。あたりまえか。アウェーだなと実感。

試験開始。まずはリスニング。明らかに音響設備が悪く聞き取り辛い。数百人が入ってる部屋で中央のスピーカーからしか音出てないし、俺は端っこだったし。そして何より、前に座ってる男(内部生)の貧乏揺すりがひどい!死ね!!集中が重要なリスニングセクションで終始イライラしながら試験を受けるはめになりましたとさ。その後文法セクションに入ってもヤツの足の震えは治まらないので、後ろから思いっきりそいつの脹脛を蹴飛ばして黙らせました。普段はこんなことしないんだけど、切羽詰まると素が出ますね。こんなアクシデントがありつつも、今まで時間内に終わったためしのないリーディングで時間が余るという事態に。思ったより集中して解けたようですな。

続いて専門試験。受験番号順のためここでも貧乏揺すり男が前に。僕に気付いているのか今度はさすがに大人しく試験を受けていました。この年は過去数年に比べて明らかに難化。しかし、全くノーマークだった科目で完答できるという幸運もあり乗り切る。学部でちゃんと授業受けといてよかったわー

  • 試験後

全日程を終えて帰宅。科目の多さにビビっていた部分もありましたが、なんだかんだで集中し続けることができました。気を付けたいこととしては、内部生のおしゃべり(「TOEFLは600くらい欲しいよね」「専門7割はいったっしょ」)を無視すること。入ってから気づいたけど、そんなに優秀じゃねーよwwwあとは昼飯かな。学内はすごく混むから、朝のうちにコンビニにでも寄っておいたほうが無難かもしれない。

とにかくやることはやった。後は結果を待つのみ、という状態になると途端に気になる2ch。試験終了後はことあるごとに院試スレを覗いてました。みんなも似たようなものだと思うんだけどw

前→(8)出願書類を提出する

次→(10-1)面接を受ける

http://blog.with2.net/link.php?1090012

このエントリーをはてなブックマークに追加