就活やめてから2ヶ月経ったわけだが



現実逃避ツールとしてのこのブログも一定の役割を果たし終えたように思うのです。13卒の選考も始まったし、12卒もうさよならの時間ですわな。

最近は就活のことを思い出す時間も減り、もっぱら研究室でのミーティングに明け暮れてます。中間発表に向けた実験の打ち合わせですね。節電の折なかなか思うように計画を立てられませんがこればっかりは仕方ありません。滞りなく修士論文の提出まで邁進したいものです。

ところで、就職する企業を決めてからだいたい2ヶ月くらいが経過しました。あれから内定者懇親会などが企画され、その度に精神的ダメージを負いながら帰宅する日々。ちょ、私大生リア充すぎるだろ…夏場の内定者旅行とか勘弁してくれよ…

なんてことは全然なく、さすが私の選んだインフラ業界。皆さん順当に非リアとキョロ充の集まりでしたwwwいやあ、居心地が良いったらないね。あと30年間しっかりとやっていけそうでした。実は迷っていた会社の懇親会にも出たりしたんだけど、やぱりインフラは独特の空気があるよね。はしゃぐ奴もいるんだけど全てが想定内。なんだかんだで育ちの良さそうな学生ばっかりでした。面白味はないけど僕には合ってます。

ちなみに、他社は結構凄いとこもあったね。いきなり「学生ちゅーもーく!」なんて掛け声がかかって「なんだー」って合いの手も入って。早稲田の学生はどこにでもいるからさ。続けて出身高校名叫んで皆で「名門!」っていうお約束。聞いてはいたけど目の前でこの茶番を見せられたのは初めてでした。慶応では「学生」の部分が「塾生」らしいんだけど彼らはもう少し上品に飲んでたから聞けなかった。常識的に考えて内定者懇親会はオフィシャルな行事だし、まあその対応が当然だと思うんだけどね。あとは外資。こちらは「超」のつく高級な夕食をご馳走になりました。この時点で蹴ることは決めてたんだけど、いくつか聞きたいこともあったので参加。この煮え切らない対応がのちのち面倒なことに繋がったんだけど、良い人間観察の時間になって面白かった。とりあえずコンサル目指す女はヤバいな。あれは仲良くなれない。仲良くなっちゃいけない気がする(笑)

  • 新たな選択肢の出現

でもまあ、一番大きかったのは最終を受けてから実に3週間経過してから内定通知が来たことなんですけど。某研究所。僕の信望するところの所謂2ch就職偏差値では最上位付近に位置しています。実際、国内では最強に近い研究設備。しかしよくよく話を聞いてみると教授から手が回っていたという疑惑が浮上。いや、東大教授パねーわ。

先生の親しくなさってる方が最近非常に偉い役職に就かれたとのことで、最終面接に進んだ僕の情報は先生に筒抜けだったわけです。そんでもって(詳しいところは聞いていないんだけど何やかんやあって)僕の採用が決まったっぽい。いや、ねえ。もう就職するところ決めてるし。正直、このまま研究続ける気持ちも薄いですし…。それでも、いざ好条件が目の前に提示されるとそっちに気持ちが動く。ゆるやか研究者ライフ・面白いテーマ・多くはないが約束されたお給料。でも、これって俺の実力とはまた違うんじゃないかという懸念もあったり。だって政治的な臭いがするんだもん。どうせ共同研究とかの関係強化じゃねーの?みたいな。そもそも研究所ってのはその類が多いんだけど。

そんなわけで、いろいろなファクターを総合的に見た結果やっぱり僕はインフラへの道を突き進むことに決めたわけです。いざ内定を突きつけられ企業から内定者として扱われる。この一瞬のために就職活動をしてきたわけではないんだけど、なんとなく晴れがましい時間ではある。まわりの内定者もテンション高いし、それにつられてこっちも調子のるし。そんななか僕個人は比較的理知的な選択ができたと思っているけど、その評価は永遠に下せないし、考えるのは止したほうがいいかもね。

最近は内定先の将来を憂うより、日本の未来が不安だったりはしますね。このままパイは小さくなるわけで、上司よりもらえるお給料が少ないとか耐えられないよね(笑)てなわけで、市場価値がダダ下がりするインフラ社員として、どうにか転職にも耐えうる自分磨き的なことを考えてます。思考が幼いのは承知しておりますが、次のターゲットはなにか難関っぽい資格かなと。ちょっとずつ情報をあつめて、日々の生活に張り合いを、なんて思っている今日この頃です。ほかのヤツも考えてるんだろーな。

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