"街づくり"系企業に内定するには(2)

  • mugyuu 2012/10/31 20:25

年明け以降にトライしたデベ・インフラ系企業は、転勤も少なそうだし寝る時間を削る必要もなさそうだしってことで。仕事自体に興味があったわけではないですね。強いて言えば「この仕事は自分には無理だな」って感じる仕事が一つもなさそうだったから。まあ面接ではそれらしい答えをひねり出しましたけどね。
どう誤魔化したかもう少し詳しくというのであれば記事にしてお答えすることも可能です。では!就活頑張ってくださいね!

  • 来年からの後輩 2012/11/18 22:56

できればどうごまかしたかについて記事を書いて頂きたいです!

こちらも長いこと放置していた質問です。この間のエントリと関連する内容ですのでこちらも合わせて読んでいただけるとわかりやすいかもしれないですね。前回は"街づくり"系企業の概要について述べましたけれども、ここではそのような企業における面接の作法についてお話できればと思っています。まあ僕の経験した範囲内でのことなので、そのへんはご了承くださいね。

  • 退屈な面接

面白い面接ってのも珍しいけれども、少なくともデベやインフラを受けていて(良い意味で)印象に残った会社ってのはないですね。悪い方で言えば、見るからに老害そうな役員が出てきてセクハラまがいの話を振ってくるとか(某インフラ)、いつだったか話題になったgoogleの面接試験と全く同じフェルミ推定を出題してドヤ顔だったりとか(某インフラ)、こっちの面接なのに「ギューン」とか「スコーン」とかとにかく擬音満載意味不明な持論をまくし立てる体育会系社員とか(某デベ)とにかく話題に事欠かないのだけど。基本的に面接の内容は退屈で、上記のような突飛な質問は完全に考えなしのものと思ってよいでしょう。要は普通の会社と同じことしか聞かれないってことです。

こんなこと書いてたらsimcityやりたくなってくた。街づくりなんてゲームで十分だ。

  • 街づくりへの思いを語るべきか

これが今回の本題ですね。学生が最も力を入れて用意する質問であり、一方で社員が最も嫌悪する内容と行っても過言ではないでしょう。まあ僕は面接官をやったことがないので想像ですけれども。ただひとつ注意して欲しいのがこの手の質問はあくまで任意であるということ。何らかの形で「私は街づくりに興味がありまして〜」と表明しない限り簡単に回避することのできるものなのです。これは僕の経験上間違いないと思うのです。本質的に"街づくり"系企業は街づくりしないので当然ちゃ当然なんだけど。もちろん、自社物件についてどう思うかってのは時々何の脈略もなく聞かれることはあるけど、別に数分ググっておけばそれらしいことはしゃべれる。結局僕のやったごまかしというのはこんな程度のものです。
考えても見てください、これから面接に向かう会社は必死にセルフブランディングを行っていますが、あなたは既にこの手の会社が謳う"街づくり"の魔力が及ばないところにいるのです。とてもじゃないけど「再開発によって地域の活性化を・・・」なんて恥ずかしくて言えない。そんな時どうしたらいいのでしょうか。簡単です、一言も街づくりの話をせず、googleに教えてもらった(こと就活においてはネットの情報でどうにでもなる)ネタで物件見学の話を乗り越えればいいのです。集団面接などで運悪くそっち方向に話の流れが傾いたら仕方ありません、他社の説明会で聞いた話をアレンジしてお話しましょう。もとより"街づくり"なんてのは観念的なところがありますから、そこまで具体的な話である必要はないのです。

  • まとめ

本当はもっと書きたいけど、やっぱりダラダラ続いてしまいそうなのでここでストップ。どうにか続きを年内に更新したいものです。乞うご期待。
それじゃまとめ。"街づくり"系企業は退屈かつオーソドックスな面接を行います。あなたがもし僕のように大して街づくりに興味がない場合、トリッキーな方法として完全にスルーする戦略が考えられます。デベなら「リートやりたい!」とか私鉄なら「本業の運輸やりたい」とか言っとけばいいのです。JRは無理だけどね。物件見学はネットで済ませ、どうしても必要な場合だけ他社で聞きかじった話を簡単に喋ってください。僕がやったのは、某地所の説明会で聞いた空港アクセス線の計画を某メトロの面接で喋ったとかでしょうか。とってもコストパフォーマンスが良いですよ。
もちろん街づくりが好きならどうぞお好きに。実際に多くの内定者が面接でこの話に触れています。こちらの正攻法については次回に書きましょう。そんじゃまた!

http://blog.with2.net/link.php?1090012

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