結婚か転職か

今日は久しぶりに高校時代の友人と会ってきた。で、面白かったのが仕事と結婚の関係性。未婚者はなんと全員が転職経験者。逆に既婚は全員新卒から同じ会社に勤め続けてました。今の若い奴は3年目で3割辞めるって話はよく聞くけれども、辞めてない7割の裏には「結婚してて身動き取れない」状態の人も一定数いるだろうなと思ったりしました。まあ、まだ新婚の雰囲気引きずってるような奴ばっかだったから、あんまりネガティブな話題にはならなかったけどね。
加えて、既婚者は全て姉さん女房(最大で8歳差)だったのも印象的。なんだろう、男子校出身者が大学でもあまり羽目を外せず、入社してから年上のお姉さんにゲットされちゃうというあまりにも典型的な夫婦像に、一同唖然としたのでした。どうなんだろうね、彼らは比較的エリートな人たちだし、たしかにお買い得な物件ではあるんでしょうけど。

はんまでっか〜
何度かこのブログにも書いているかもしれないけれど、僕は小学生の頃比較的優秀だったので、中学受験でそれなりに優秀な中高一貫高へ入ったのでした。しかし、そこで全く勉強せず、勉強の仕方も学ばず。結局そこらへんの国立大学に入り、そこではじめて自分が学歴コンプレックスやばい矮小な人間であることを自認して、最後には学歴ロンダリングかますという人生を送るに至ったわけです。ただ、この同期諸君は在学中もしっかり勉学に励んだ結果、だいたいが東大とかそのへんの学校に行きいいかんじの会社に入ってるんですね。そりゃあ目端の利く女性の手の平で転がされてしまっても不思議じゃない。むしろ必然。
それはさておき、既婚者はやはりそれなりの決心をしているようで、会社の愚痴は話しても転職とかは全然考えてないって言ってたね。みんな奥さんは働いてるんだけど、それでもやっぱり家族を不安定な状況に置きたくないという思いはあるようで。みんな大きな企業に勤めてらっしゃるわけですから、普通に勤務してればそんなにおかしなことにはならないという思考は働いているにせよ、この辺が僕ら未婚転職組との違いなのかも。嫌なら辞めればいいじゃん、という時の「嫌」の閾値は責任が増えるたびに上がっていくんだろう。今は窮屈に見えてるけど、いざ自分が(結婚に限らず責任のある)その立場になった時にどう感じるのか、おっかないような、楽しみのような。

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今調べてみたんだけど、このブログに「結婚」て言葉が初めて登場したのは意外にも早く2010年11月なんです。就活の真っ最中なんだけど、なんだろうなーと思ったらBCGの論述試験の問題文に「平均結婚年齢」って出てきただけだった。ま、そうだよね。というわけで久々に就活の体験記を読んで、少し懐かしい気持ちになりました。最近は経験者として偉そうにあーだこーだ書くばかりだもんね。ちなみにBCGの記事はこれ↓
BCG論述

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