三菱地所 仕事理解セミナー



昨日、クリスマス・イブに何の因果か参加してきました。午前中とはいえなんとも殺伐とした雰囲気。流石に午後の回は集まり悪かったんだろうな。てか、予約の時点でみんな頑張り過ぎだよ良くないよ。てなわけで、今回初参加でった三菱地所セミナー。タイムテーブルは以下のとおり。

  1. オープニング(5 min)
  2. 仕事理解(70 min)
  3. 企業理解(25 min)
  4. パネルディスカッション(45 min)

司会の人事も言ってたけどこれは完全に座学でした。正直退屈だった…でも不動産のこととかは体系的に理解できるように作られていたように思います。もっと早い時期なら聞いても良かったかな。「仕事理解ノート」なるものが配布され、パワポの内容をまとめられるように空欄つきという。なんだこの鼻に付く感じは。

流れとしては、はじめにデベロッパーのビジネスモデル解説と部署ごとの業務工程の紹介。その後、不動産証券化の概要と海外事業についても少し触れました。この時点で2時間経過というがっつり系。この内容はまた今度まとめるとして。最後のパネルディスカッションも含めて感じたことをいくつか。

まず、乱暴に言うと不動産は文系の仕事だということがやっとわかった。そりゃ営業してなんぼだよね。少しは理系として(というか建築・土木系)の知識が活かせるとのではないかと考えていたんだけど、そんなのは本当に微々たるものだということが分かった。

あとは、不動産屋が頭を下げる相手は2つだけ。役所と土地持ち。それ以外はみんな仕事を発注する側だから、会社説明会でありながら脇の甘い発言が多かったように感じたんだよね。なんか引っかかったのは

「専門家の提案の良し悪しを決定するのが仕事」

「私たちは線を引かない設計士です」

うーん。ある意味ではそのとおりだと思うんだけど、まんま言われると癪だよな。工法提案したりCADで図面書くのってめちゃくちゃ根気の要る仕事だぞと。ま、スペシャリストってのは常にゼネラリストの下に位置づけられるものってのは知ってるんだけど。結局、人を動かせる人が皆の上に立ちますからね。

あとは地所の開発案件って本当に丸の内のみということかな。社員も言ってたし、紹介もそこばっかりだし。収益ベースでもかなり露骨な数字が出てるみたいで、簡単に調べてみると3割超みたい。なんだかなぁ。でも、不動産自体は面白いと感じてるし、本当の意味で「都市開発」できるのは地所くらいだと思うんだ。やっぱ単発の開発じゃ街にインパクト与えられないでしょう。丸の内は終わコンだけど、僕が生きてるうちにできることもあるさ。

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