SOSの猿
僕の大好き伊坂幸太郎です。彼の本はほぼチェックしてきましたが、ここのところ読書の時間が圧倒的に少なくなっていたのここらで。
ひきこもりの青年の「悪魔祓い」を依頼された男と、一瞬にして300億円を損失した株誤発注事故の原因を調査する男。そして、斉天大聖・孫悟空ーー。物語は、彼らがつくる。伊坂幸太郎最新長編小説。
Amazonより
正直な感想として、伊坂作品のなかではいまいち。いや、「いまに」くらいでしょうか。物足りない。あとがきを読めば漫画家と共同で構想を練ったとのこと。なんだかチグハグなまま物語が終わってしまうようで残念でした。いくつか面白そうな仕掛けがあるんだけど、どれも空回りしてるような印象なんだよね。
話は逸れるけど、西遊記って実はしっかり読んだことないって気づきました。「子供むかしばなし」みたいなので筋は覚えてるんだけど。koeiのゲームはやるのに三国志の正史を読んだことないみたいなかんじです。高校のころから、近代小説10冊読んだら名作(と呼ばれるもの)を1冊読むようにしてるので、その一環で読んでみるのも悪くないかな。
ちなみに下に伊坂幸太郎の作品をまとめました。とりあえずwikipediaに載ってるぶんだけ。全部読んだと思ってたけど、後ろのほうの4冊は読んでないことに気付いた。さっさと図書館で借りるか。
- オーデュボンの祈り
- ラッシュライフ
- 陽気なギャングが地球を回す
- 重力ピエロ
- アヒルと鴨のコインロッカー
- チルドレン
- グラスホッパー
- 死神の精度
- 魔王
- 砂漠
- 終末のフール
- 陽気なギャングの日常と襲撃
- フィッシュストーリー
- ゴールデンスランバー
- モダンタイムス
- あるキング
- SOSの猿
- オー! ファーザー
- バイバイ、ブラックバード
- マリアビートル