全国レベルの学生(2)
ちょっと前のエントリに「優秀ってなによ」って内容を書いた気がするんだけど、続きを書くつもりで放置してた。結局、全国レベルの学生になれば就活とか楽勝なんでしょう？っていう結論だった気がするんだが。体育会の強豪チーム？そりゃ凄い。ボランティアで南アフリカ？素晴らしい行動力だ。起業経験？頑張って稼いでくれたまえ。彼らは自信に満ち溢れた様子で面接に挑むことでしょう。心の中ではドヤ顔しつつ、誠実さを装ってこう口を開くのです。
「私の強みは〜」
悔しい！これは悔しい！！人事担当者が「おっ」という顔をしながら食いついたりしようものなら、僕の表情は面接中にも関わらず引き攣ってしまうのです。ああ悔しい。そんなの勉強やら研究やらの放棄と表裏一体だということをご存じないのか。いや、両方できちゃう人もたまにいるけどさ。でもあなたの目の前にいるやつは絶対そうじゃないって。モテそうって理由でたまたまアメフトはじめただけだって。留年の理由が部活とかマジ終わってるだろ。熱心さのベクトル絶対間違ってるだろ…
…という夢を見たんだ。その夢では人事が終始僕を無視してアメフト男と話すもんだから、最後の「何か質問ある？」で、京大アメフト部のレイプ事件について質問しようかと思ったんだけどやめた。小心者だからね。かわりに業界トップの企業と比べて御社が勝っていると思う点を聞いてみた。人、って言ってた。そりゃ体育会系で固めてるんだから当然だろ。業績が上がらんのも頷ける。
まあこの辺は冗談として、僕も自己分析してみたんすよ。自分になにか全国レベルのものがないかと思って。そんでね、三日三晩寝ながら考えたらひとつだけ思い浮かんだんですよこれが。そう、ニコニコ動画。僕、ニコ動でデイリー総合１位とったことあるんですよね。これってすごいことじゃない？アカウント数が2000万弱、複アカを考慮しても数百万人規模の人が利用してるはず。毎日数千の動画が投稿される中で１位ですよ。これは完全に全国レベル！アメフトなんていうマイナースポーツとは次元が違うのだよ。圧倒的な競技人口、厳しい競争環境、その頂点に君臨するデイリー一位の称号…どうみたって僕の完勝でしょうjk
これね、マジで今度の面接で喋ってみようかと思ってるんだわ。SNSを通じた情報伝搬の効果と広告戦略の可能性-ニコニコ動画を事例として-とかどうだろう。適当な学部だったらこれで卒論いけるぞマジで。メディア論としての切り口もあるし、広告論とかでもいける。twitterとかのログを拾ってきてニコ動の再生状況と突き合せればいろんな回帰分析できそうだし。とにかく、ニコニコ動画というキーワードで「こいつバカか？」と思わせて、実は深い洞察と論理に支えられた立派な社会実験であったという。これはいけそうだね。今からDeNAでも受けたら面白そうだけど、仕方ないので某メーカーで試してくる。報告を待たれよ！
