natural born liar



5月にはいってしまいました。ここのところ、東北大学福島県の大学なんかからもアクセスをいただいており、ゆっくりとですが日本の復興を感じたりしています。ちょっと前にいった避難所もそろそろ解散するとのことですが、また他の機会にお手伝いに行ければ何て思っています。就職活動の終焉とともに学会の原稿に追われる日々ですが、まあ夏までには少し暇もできるでしょう。

ところで。やっと全ての就職活動を終了することができました。GWの前後で連絡待ちや速攻で内定のでる企業からポコポコ内定が出たため、最終的には6社の内定となりました。アホかと。でも最初の外資2つは別として、最後の3つは本当に3日くらいの間に結果が来て焦りました。いやあ、学歴最高でございますな。ロンダ以前の大学ではとてもじゃないが入れなかったところですよ。

内定を貰った順に並べるとこうなります。個人的には、E社がものすごく魅力的であるように思えるんですよね。給料も悪くないし、転勤は少ないし、恐らく仕事は一番興味が持てる。就活の体験記で「選考が進むうちに志望度が上がっていきました!」なんて書いてあると「駒が減っただけだろカス」って思ってたんだけど、正直E社はこのパターンです。完全に盲点だった。

一方で、最後にポンポンと日程の進んだF社もまた捨てがたい。というか、デベロッパー業界を志望している人に聞いたら10人中12人がF社を推すんだと思います。給料はかなり良い、転勤はほぼ無くずっと東京、激務だが業界最王手に比べればましとの噂。正直、3ヶ月前の僕だったら何も考えずにここを選んでたでしょうね。

そんでもって、今更ながらA社にも浮気。超絶激務であることは衆知の事実ですが、生き残ることができれば圧倒的な年俸が約束されます。転職も自由自在(たぶん)、おまけにずっと東京です。悩ましい。

小学校のとき「家に帰るまでが遠足です」って言われたけど、就活も「内定を断るまでが就活」なんだと思います。大学受験のときにはさして魅力的なチョイスがありませんでしたし、院試は東大工学系と決めていたので一本道。しかし、就職活動というのは選択(と諦めること)の連続。志望業界に軸はいらないと思うけど、大きな意味で自分の人生観を持っていないといざというときに困ってしまうんだなと思いました。そんなわけで、恐らく僕はE社に行くわけですが、その前にやらなきゃいけない企業へのお祈り連絡。最終面接で何回「貴社が第一志望です」って言ったとしても、内定の連絡貰った同時に「まだ迷っている企業があります」って話してたのが功を奏して精神的負担は比較的少ない。逆説的だけど、嘘をつくことに抵抗が無くなれば正直になれるんだよね。

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