働くよりは研究してたいけど多分それは学生という身分が前提条件だと思う



忙しくなるとブログを書いてしまうのは悪い癖だね。まだ論文の本文が100字にも満たない状態なのに。とりあえずGW中は欠かさず研究室に居たせいでどうにか帳尻が合いつつあるけど、依然として教授以下スタッフの目が怖い。ああ、少なくとも研究に対しては真面目だった僕はどこに行ってしまったんだろうか。就活ゲームに足を突っ込んでからというもの、特に2月あたりからは遅々として進捗しなくなったし…

そういえば研究所も2つ受けていたんだけど、ひとつはESで、もう一つは最終でお祈りされちゃいました。今考えれば一生僻地で暮らすなんてもってのほか(負け惜しみ)だけど、恐らくプレッシャーは少なかったんだと思う。地味な生活でも知的好奇心を満たすことに関しては最高の環境だったんだよね。正直なところ自分の専門性と宇宙がまったく結びつく気がしなかったからES落ちは甘んじて受け止めるんだけど、もう一こはな。かなりいい線は行ったと思うんだけど、力及ばずで悔しい。ただ、プレゼンする相手も一流の研究者だったから(7人中知ってる人が3人もいた)並の学会より緊張感があって良いコメントがもらえた。質疑がやたら長くて一生懸命ディスカッションしたんだけど、その時のアドバイスが今書いてる論文にも反映されてたり(笑)就活も悪いことばかりじゃ無かったと思いました。落ちたけど

そう言えば内定したとこばっかまとめてたけど、実際には落ちたところもたくさんあるわけで。そこもしっかり自分で反省した上で次のステップに進もうじゃないか!次のステップなんてものがあるとも思えないが。

  • 外資系コンサル:8社
  • スーゼネ:2社
  • 外資系企業:2社
  • デベロッパー:4社
  • メーカー:2社
  • 研究所:2社
  • インフラ:6社

何となく選考の早かった順に並べるとこんなかんじだった気がする。書類出して結局行かなかった企業もあるし、やっぱり30社位はES書いたんだと思うと壮大な時間の無駄だよね。ほぼコピペだったとは言え、論文1本くらいにはなるぞこれ…

就活の最初は外コン。これはケースで落とされたりジョブの予定が合わなかったりといろいろ。同列で語られる日系も含めると8社で、僕の就活の3分の1は外資系なんですな。次にスーゼネ。これはリクルーターなるものにはじめて接触されテンションが上がって受けた。2社とも都市開発部門で結構面白そうだったけど、主体的じゃなさそうなのと内定後の拘束がウザそうで断念。てか学内選考に通ったらほぼ内定って早すぎだろJK。そんでその他外資系企業。メーカーと、もう一つ説明しにくい複合企業。メーカーの方は純粋に会社の中が覗きたくて選考進んでったら内定。もう片方は英語の要求水準がバカみたいに高くてお祈り。

この辺で3月かな。最初はデベロッパー。当初の第一志望だったけど、この辺でなぜか我に返って「つか、不動産屋でビル作って何が面白いんだっけ」状態にハマる。後に解消されるけど、練習で受けたとこは順調に進み内定、もう一方はESでハネられる(笑)。残った大手も片方はタコ部屋で15分の面接。相手は見るからに体育会系の若者で、長嶋茂雄と喋ってるかのような錯覚に陥る。とりあえず擬音には擬音で返して事なきを得るが2次で終了。

メーカーはまったく受けるつもりが無かったんだけど、選考が早い某超高給企業にトライ。マークシートをひたすら塗りつぶした挙句に3次あたりでお祈り。もう一個はリク面したあと6月に選考伸びちゃったからさよなら。研究所はさっき書いたとおりで、この辺りから地震後に入ってくる。

本命のインフラは外資系企業の次に多く受けました。知名度に関係なく、面白そうなところを基準にES提出。唯一3月中に結果が出そうな企業があったんだけどあえなくお祈り。つか、選考が不透明過ぎて笑いそうになった。民衆とか見るとES提出から内定まで1ヶ月強なんだけど、僕の場合5日で4回面接したしね…固そうな企業ほどやることえげつないと悟った。他にもリク面に4回も呼んでおきながら黙祷されて超高速なんちゃらなんてポシャってしまえと呪ったり。あとはES落ちと選考が6月に伸びてそのまま。

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なんかこんなのを見つけたんだけど、僕が書いてるのは復就にあたるのかしら。これが行き過ぎると就活コンサルとかになっちゃうのかな。ツイッターはじめてから「学生界の重鎮」って人が面白すぎてブログ読んだりしてるんだけど、彼もどっちかというとそんな感じがある。学生生活は社会に出るためのただの通過点なの?みたいな。起業するって言っても、結局は就活支援なの?みたいな。バカにはしないけど、一応大学って教育・研究機関じゃん。まあベンチャーとか起業とかプロアクティブな人から見れば僕なんてクズ見たいに見えるんだろけど。まだ研究一本で行きます!みたいなスタンスのほうが評価してくれるのかな。何事も一生懸命やってる(ように見える)人たちって世間からは絶賛されるものね。つか、早く論文に戻らねーとな。もう一節分くらいの文章は書いてる気がする。最初に書いた日記を読みながら、結局は人間の本質なんて変わらないと悟り、これからも何となく頑張っていくよ。何となく論文書いて何となく内定者と絡んで何となく資格の勉強とかして何となく修論書いて何となく卒業して何となく旅行に行って何となく入社して何となく働いて何となく死ぬんだ。

http://blog.with2.net/link.php?1090012

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