研究室訪問を嫌がる先生

  • じゅり 2012/05/25 16:02

TMI志望の学部生です。1つ院試について質問させてください。研究室訪問来られることを望む先生と来られることを嫌がられる先生がいらっしゃると聞きました。このへんの判断はどうしたらいいのでしょうか。

コメントありがとうございます。そしてちゃんと返信できず申し訳ありません。時間を守れないとかまじで社会人失格っすね。さーせん。
さて、以前の記事で研究室訪問は必ずすべきと書きましたが、確かに嫌々対応するような先生もいることはいますね。そのような場合、果たして訪問することが正解なのか?というご質問だと解釈しお答えします。正解はズバリ、やっぱ訪問しろよ、というものです。

  • 研究室訪問を嫌がる人種

これは一概には言えないのだけど、僕の知ってる例だと超人気研究室の先生です。その研究室はそこそこ新しめの研究をやりつつ、めちゃくちゃキャッチーなテーマを扱っています。そうです、じゅりさんの志望しているTMIです。しかし、先生のやりたい(やらせたい)テーマと学生の志望動機が一致しないんですよね。だって学生の方は「コンサルとか外銀に就職するうえで便利そう・ネタになりそう」としか思っていないんだもん。まー、その手の学生って内部生でもない限りTMIには引っかからないのですが、とにかくそんな人たちが大挙して研究室に訪れるものだから先生もいちいち対応するのが嫌になっちゃって結局助教にまる投げ。面白そうな話してる時だけひょっこり顔出して研究の話をする感じだそうです。
基本的に大学教授というのは議論好きですし、ましてや東大の先生ともなればいろんな意味でギラギラしています。面白い話をする学生がいればかなり真面目に対応してくれます。このへんは僕の学部時代の大学と結構違うところで「さすがは東大だべ」と思ったことの一つ。なので上記のような特殊事情がない限り、研究室訪問を嫌がる先生は居ないと思って良いでしょう。もちろん、東大の先生は学外活動(もちろん内部的なものもありますが)で忙しい方も多数います。まじでいつ研究やってんの?って感じです。実際、雑務に追われて研究者というよりPMみたいになってる年配の先生も多いです。なので訪問に行ったからといって必ずしも研究室のボス(教授)に会えるとは限りません。ただしその場合でもかならず准教授や助教に対応させるはずなので、まともな対応をしてくれない研究室の場合はいざ入学しても「あれ?」って感じの扱いを受ける可能性が大きいかも。

  • 結論

結局僕が言いたかったことは、とにかく訪問はすべき!ということです。真面目に研究に関するディスカッションができるなら嫌がられることもないし、ほとんどの場合訪問してくれる学生に対しては好意的です。適当な扱いを受けた場合は本当に忙しい時期にあたってしまったか、若しくはあんまり雰囲気のよくない研究室ということでしょう。こちらから志望を取り下げることはあっても向こうからの評価が下がるということはありません。だってさ「こいつ研究室訪問に来やがったから面接の評価下げてやろう」なんてふつう考えないっしょ。もちろんなんの準備も予備知識もなく訪問してあうあうしたら、そりゃいい印象は与えないし悪影響は出ちゃうかもしんないけどさ。
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