俺のブログがこんなにつまらないわけがない



世の中、特許というのは結構簡単に取れてしまうようです。というのも、僕が実験のために構築した(半分以上は共同研究してる企業の人に作ってもらった)装置が特許申請中だったんですが、なんとか見通しがついたとのこと。めでたい。めでたいが、プレッシャーも凄い。そんな環境で出した結果なわけですから、もうちょっと目新しい傾向があってしかるべきだと思うんだけど…まあ使う側のレベルに問題があるんだろうね。

研究室で閉じたテーマだとなかなか社会にインパクトを与えるってフェーズまではいかないんですが、企業と組むといきなり現実とのすり合わせに苦労します。まずはニーズありき。学術論文を書くならシーズにも目を配る必要もあるけど、修士のレベルで、しかも企業との共同研究でこの2点を満たすのは相当に困難だと思います。短いスパンで結果が求められるから微視的になるし。それでも特許まで辿りついたってことは一定の成果は認めてもらえたってことですから非常に嬉しいし達成感があるわけです。

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東京都特許許可局、ではなくてただの特許庁

ところで企業との研究というやつは(もちろん特許関連ということも有りますが)守秘義務について非常に厳格。学外で発表するときはもちろん、ゼミでも細心の注意を払います。細かい部分はみんなマスキング。仕事が捗るったらないね!でも社会に出たら情報の管理は非常にシビアなんだろうし、今のうちからその覚悟をしておくのも悪くはないかも。ただリモートデスクトップとかさせてくれないのは不便だよね。休日は家で作業したいだろ普通。

で。そんなことを考えながら、今夜は奮発して銀座でメシ食ったんですよ。そしたらすぐ後ろの席に某財閥系不動産の社員が座ったんですね。彼ら結構大声でお喋りしてたし、飛び交う固有名詞からそうであることは明らか。場所的にも結構近いし。ってなわけで、これは盗み聞きするしかないだろうと。彼ら入店したのが結構遅い時間で僕等とは入れ違いに近かったんだけど、聞いた中で一番面白かったのはツイッターの話かな。なんでも、身分が丸わかりの状態のままツイッターで会社のこととか私生活のことつぶやきまくってた若手がいたみたいで、上司に怒られちゃったんだって。流行のバカ発見器ですがこんなところにも影響が及んでいるとは。愚かですね。でも、その若手を肴にしてるあなた方も(男2人でサシ飲みしてた様子)十分に情報リテラシーが欠如してるのでは?というツッコミはまた別の話です。

この会社と言えば就活開始直後は志望度断然No.1だったんですけど、いつのまにやら醒めてしまったんだよな。デベロッパーという業界自体に興味がわかなくなってしまったのが直接的な原因だけど、その中でもリア充度合いが高そうなこの会社は敬遠していた気がする。客観的に見ても悪い会社ではないと思うんだけど、今回の盗み聞きにしろ1次面接で出てきたド体育会系の社員にしろ、やっぱり相性とかめぐり合わせってあるんだよ。就活は縁(笑)だからね。面接の時も「このひと長嶋茂雄リスペクトなのかな、面接中にこんなに擬音使って」って思ったし、そんな冷めた態度じゃどうにもならんよな。でも本当に驚くほど頭が悪そうだった。人事はあんなにイケメンなのにね。

とまあ、ここまで散々disって来たわけだけど、考えてみたらこのブログ自体が本当に酷い状態なんだよね。自己矛盾甚だしい。結局「見られたくない、でもホントは見てほしい」っていう躊躇いがそのまま具現化したような。ツイッターの炎上も同じメンタリティーなのかなぁ。ま、情報リテラシーとかいろいろひっくるめて悪い見本になってしまってるのは認めざるを得ないけど、これでもどうにかやっております。こんな情弱でも特許出せるんだから皆もトライしてみたら良いさ。特許収入でウハウハな生活を夢見る今日この頃です。

うーん、なんか酔ってると文章の推敲もままならん。なんか問題ありそうだったら書き直すわーお休みー

※追記

ちょっと修正しました。ひどい文章だなこりゃ。

http://blog.with2.net/link.php?1090012

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