過去問を入手する



院試の対策は過去問が全てです。一般的に出題範囲はかなり限られますから、多くの分野を網羅する必要はありません。先生たちも毎年のように目新しい問題を作るモチベーションはないようです。教員の出入りによる影響はあるでしょうが限定的でしょうね。ということで、志望する院・専攻が決まったあたりで早速過去問を入手しましょう。

また、あまり良いことではないかもしれませんが、問題を見てから専攻を決めるというのも当然ながらアリだと思います。手っ取り早くその専攻で求められる知識や方向性を知ることができますからね。自分の大学以外で滑り止めを受けたい場合など、あまりコストをかけずに合格したい場合には向いているかも。褒められるようなことじゃないですが動機は人それぞれですし。

だいたいのところはwebで公開していますが、著作権の関係から郵送のみだったり、大学に出向いてコピーのみなど対応は様々です。遠方の方にとってはなかなか負担になると思いますので、春休みのうちに入手することが望ましいと思います。また、僕のように都内に住んでいて志望先の大学にアクセスしやすいなら、是非とも事務やプリントセンターに出向いてみてください。まえの記事でも書きましたが大学の人からは思いがけないこと聞けるよ。新領域の過去問取りに行ったら、専攻の変遷とかどことどこの問題は似てるとか、そのへんのこと教えてくれました。それに知らない大学のキャンパス行くって楽しいじゃない。

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