テストセンター 予約の流れ
右のサイドバーに人気エントリをのっけてるんですけど、どうやらテストセンター関連が大人気のようです。そんな季節ですねぇ。外資・ベンチャー狙わない層にとってはこのタイミングがピークなんでしょう。予約とりにくそうで大変ですね…
ところで最近、後輩から「テストセンターってなんぞ」と質問されてこれまで記事にしたようなことを一通り説明したんですけど、彼が気にしているのはむしろ当日の流れみたいなものだったんですよね。どんな手続きを経てから受験するのか、知ってると知らないとでは精神的に大きな違いがあるかもしれない。そんなの早めに1回経験しとけば済む話なんだけど今更言っても遅いし、これを機に思い出してみようかな。
- 企業からテストセンターの案内が来ます
まずはこれ。プレエントリーした後か、ESが通過したあとか、もしかしたらGD終了後にこの案内が来るかもしれない。書類選考の意味合いが大きい気がするので、どの企業も比較的早いタイミングで来るイメージです。ちなみに選考の早期で受験可能な企業はテストセンターの練習台ってエントリに少しまとめています。あ、でも、首都高速は最終の2コ前くらいに「とりあえず受けてきてー」って言われたなぁ。ある程度絞ってから"とりあえず"って感じのところもあるみたい。ちょっとお役所仕事っぽいけどね。
テストセンターのお値段は一人頭5500円。これを高いと見るか安いと見るか。500人以上の受験契約で割引オプションがついたり、個人の詳細なデータを取得するのに追加料金があったり、フィードバック用の資料や企業の求める人材像を指標化するシートにも数十万かかったり…いい商売ですね。
- テストセンターの予約を取ります
企業からは企業別受験IDが発行されます。案内メールに書いてあるはずです。その他にテストセンターID、テストセンターパスワードも必要になりますが、こちらは初回受験時に登録することになります。で、これらを使ってログインすると、その企業が指定する日程内で受験可能な会場と時間帯が表示されるはずです。都合のよいところで予約をしましょう。対策しようと思って最終日にとったりしてもろくなことはありません。就職活動中は突然スケジュールが変わることもありますし、それで受けに行けなくなったりしては目も当てられないですしね。テストセンターは当日でも予約変更できますし、いざとなったら受験5分前に会場に連絡してもリスケできるし。また、会場によってPCがノートだったりデスクトップだったりするので好みもあるかも。僕はノートだと性能に懸念があって(気のせいかもだけど)いつも品川会場でした。
- 結果の使い回し
テストセンターの便利なところは直前の試験結果を使いまわすことができる点です。例えば既にA社で試験を受けており、性格試験でも無難な結果を得ている確信があるなら、次に受けるB社では「過去の結果をそのまま送信する」という項目を選択することで試験をスキップできます。受験者はそれぞれの試験結果を知ることができませんが、手応えの良かった試験結果を使いまわすことでテストセンターに割く時間を短縮することができます。ただし、使いまわせる結果は直近のものだけです。改めて試験を受けてみて「あっ、やっぱり前回の方が出来がいいな」と思っても既にその結果は利用不可能になっているので注意してください。
その次→テストセンターに遅刻しそうなとき
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