新卒のコンサルと飲んだわけだが



気づけば9月も終わり。ふと、去年の今頃は何をしていたのかなと思ってブログをたどってみるとESと明日の予定という記事が。ちょうどコンサルの選考が本格化するあたりだったようですね。なんとなく当時を思い出します。あの頃はひたすら自我が肥大していて、自分は特別だという思い上がりと意識の高い学生に対する嫌悪で一杯だったような。まあ、就活は人を丸くしますね。現実とのすり合わせというか謙虚になるのは確か。

ところで、当時の事実上第一志望であったコンサルですが、最近ベインに勤める友人と飲んで生の話を少し聞くことができました。OB訪問という習慣がどうしても理解できなかった僕は社員の話なんてろくに聞かず内定先を決めたりしたわけだけど、友達の話だとすんなり受け入れられるんだよね。彼曰く


「コンサルは本当にワーカーホリックが多い。期限があるから適当なところで切り上げなきゃいけない仕事も、何故か徹夜して無理やりクオリティーを上げる。皆がみんなそんなことをやってるから俺も付き合わなきゃいけなくなって、結局チーム全体で労働の質が下がってるような気がする」

「今のクライアントは社員が定時で帰るような企業だから、こちらも案外早い時間に上がれたりする。客先にいる場合は向こうの働き方に合わせる部分が多いから、その意味でもプロジェクトの当たり外れはデカい」

「プロモートに関しては完全に上司に依存してる。使えない人でも上に気に入られてればどんどん昇進するし、できる人でも嫌われたら評価してもらえずすぐ転職。ただ、運で偉くなっても自分でプロジェクト回したり営業しなくちゃいけなくなった時点で詰んでる人も多い。まあ何もしないで金だけもらえるくらい上り詰めてる人も時々いるけど。あと、去年1年間で俺の知る限り社員の2割以上辞めた気がする。事業会社に移る人が多いようにも見えるけど、実際のところはわからんね」

「タクシー代は全額会社持ちだから今日は終電無くなっても送ってやるよwww」

まあこんなかんじですわ。思ったより仕事をエンジョイしている風で意外だった(失礼か)。今のインフラ企業で後悔してるってことではないけど有り得た自分の姿を重ねたりはするね。とは言っても、彼自身ものすごく要領の良いやつで僕が同じような働き方できる保証はないか。まあこれからも付き合っていく奴ではあるし、僕が内定先で偉くなった暁には仕事を振ってやらんこともないな。ガハハハハ。ハハ…

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