志望理由書を書く

  • 65 2012/05/02 00:03

はじめまして
志望理由書はどういうふうに書いたのでしょうか??
また、だれかに添削してもらったのでしょうか??
どのくらい前から準備なさったのでしょうか??
よろしくお願いします。

ちょっと前にいただいていたコメントについて、今日はものすごく早く上がれたので記事にしておきたいと思います。記事へのコメント追記という形では多くの人に知ってもらうことができませんからね。さて、この質問に関する僕の回答はこんな感じでした。

65さん
はじめまして。こんな過疎ブログによくぞコメントなんぞ残そうと思いましたね。その英断に乾杯、乾杯。そう、僕はただいま酔っ払っているのです。そのへん差し引いて読んでくださいね。
…まず聞きたいのですけど、志望理由書ってのは院試のほうの話ですよね?就活の方だとESとかって表現だろうし。コメント付いた記事(というかツイート)自体がなんとも言えないクズみたいな内容なのでちょっと判然としないというか。
そんじゃ院試のほうについて少し書きましょう。ググればいくつかテンプレ的なものが出てくるとは思いますが、僕が書いたのは本当にシンプル。コンテンツは3つくらい。

  • 自分の興味範囲と現在の研究内容
  • それらが志望する研究室でのテーマに合致しているとの主張
  • 自分が入学し研究することで想定される寄与

大抵の場合A4で1枚くらいなのでこんなもんです。少し図を入れればそれで完成。難しく考えなくて大丈夫ですよ。
添削はしてもらってないですね。ただまあ、この原稿って過去に出した学会の予稿とかを叩き台にしているので、その意味では担当教官に添削してもらってるかな。
準備期間はだいたい二週間。やっぱ気合入るから何度か書き直すしね。っても、最後に書いた新領域の志望理由書は3時間位で完成させましたけどね。ま、本気の度合いによって準備期間は変わるんじゃないだろうか。もちろんこの書類が合否に与える影響は大したことないだろうけど、こいつさえまともに書けないようじゃ良い研究環境には飛び込めないと思う。
これでおk?またコメントくれればシラフのときにお答えします。では!

だいたいこれで回答にはなってると思うんですけど、あくまで僕の経験談なのでもう少し一般的にまとめる必要があるかもしれないですね。

  • 志望理由書の形式・内容

研究計画+志望動機というのが王道ではないでしょうか。「○○な研究がやりたい→だからこの研究室に入りたい」ってことだもんね。どちらの配分が大きくても構わないとは思いますが、ほとんど研究計画しか書いてないってのは不味い気がしますね。あくまで一要素ですから。これに対して志望動機はいくら書いても問題ないと思いますよ。

  • 添削の有無

普通に考えて、添削を頼む相手は先生か先輩くらいでしょうね。同輩は…まあ誤字脱字くらいは教えてくれるでしょう。まず先生ですが、他大学を受験することに寛容でかつそのために手間を惜しまないという神様のような人なら問題ありません。どんどん見てもらいましょう。ただ、あくまで自分の問題であるということを自覚し、それなりに形が出来上がってから見てもらうのが礼儀だと思いますが。また、あまり面倒見のよい先生でないのなら添削をお願いするのは得策ではないかもしれませんね。次に先輩。これに関しては賛否両論あると思いますが、傍から見ていて研究活動をまともにやってる博士課程の学生とかなら結構良いアドバイスをくれるかもしれません。もちろん人は選んでから見せましょうね。

  • 準備期間

あまり長時間かけても仕方ない類のものです。これが原因で落ちるということもほぼ考えられないですし、こんなことに悩んでいる時間があったら勉強するべきだと思います。てなわけで、せいぜい構成から清書までで数週間といったところじゃないでしょうか?追い詰められれば2・3時間でもそれなりのものが書けるはずですから、適当なところで切り上げたほうが賢いと思います。目安は1週間としてとりあえず書いてみる。納得がいかなければ微調整して2週間以内に完成、とかどうでしょう。

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